どちらが嫌?
ここ近年、巷で何かと話題の裁判員制度。
嫌だよね?
なんで俺が私がって感じだよね?
そういう仕事に付きたかった訳でもないのに、って思うよね?
でも、そんな風に思っていても、もしご指名を受けたら・・・
そんな途轍もなく嫌なことを考えていたある時、
それより、もっと嫌なことが頭に浮かんだ。
それは・・・
例えば、あなたが街のどこかを歩いていたとしよう。
ふと進行方向に人だかりが出来ている。
どうしたの?
いったい何事?
なんかあったのか?
そんな風に思いながらその人だかりに向かい出した時、
その人だかりが、あなたの方に向けて、まるでモーゼの十戒の如く割れた。
どうやらその人だかりの中には倒れた人がいて、その人を心配して人が集まっていたようだ。
その倒れた人の側近の人が、あなたに向けてこう言ったとしたらどうでしょう?
「あんた!そこのAEDを!!早くっ!!!」
そう、あなたのすぐ横には、よくわからないけど、あのAEDっていう、緊急時に使用する装置があって、
必死の形相の側近の方がそんな風に言ったとしたら・・・どうです?
「いやぁ、俺は恐いからちょっと・・・」とか
「え〜、なんで俺が???」とか
そりゃごめんだぜ!とばかりにさっと踵を返すのか・・・
いや、そんな状態の場所に近付いたのに、それはいい歳した大人が出来ないだろう。
となると、それこそ今度はこちらが必至の形相で、その装置に触れなくては・・・
いやぁ、どうですかね?
冒頭の裁判員制度も途轍もなく嫌だけど、そんな現場で、そんな風になったら、それこそそっちのほうが・・・
って、もちろん身内や知人などがそうなったら、嫌がってられないけどさ。
でも、それだったら裁判員に指名された方がまだ、って思ったりもするんだよね。
まぁ、考え過ぎなんだろうけどさ・・・♪
それ以来、足早に・・・
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