バスケと身長・・・

背が小さかった。

小学生の頃はそれほど気にしてなかったけど、

中学に入学するとやっぱり気になってきて、

何か部活をやることにより背がのびるんじゃないか?

何の部活をやるかによって変わるんじゃないか?

そんな風に思って、ある部活を選んだ。

それはバスケット。

まぁ、当時は特に好きでもなかったし、

特に人気もなかった感じだったそのバスケ、

やはり選んだ理由は、なんとなくだが、バスケとバレーボールは特に背がのびそうな気がしたし、

実際背の高い人が多かったから。

今思えば特に高い数人が目立っただけかもしれないが・・・

そんな理由で始めたバスケだったが、

スタメンが5人という狭き門のスポーツだから、

一部のものを除くとほとんど補欠状態。

運動神経抜群にはほど遠く、なおかつ背の低い自分ももちろん補欠。

故に3年間に行なわれた試合に於いて、コートに立てた試合はほんのわずかなものだった。

それでもあの頃はそんなことも特に不満に思わず、

晴れの日も雨の日も雪の日も朝練や放課後や休日なども練習に明け暮れ、

その3年間ほとんど走りっぱなしって思えるような日々を過ごした。

その中には後に記されるだろう、今も付き合いの続く友人Nとのエピソードや、

中学の部活動の顧問に付いての思いなどあるが、その辺は後ほどにでも・・・

で、そんな思いで3年間続けたバスケット、当時の自分の身長に効果があったのか?

残念ながら答えは「NO」で、結局晩生な自分が人並みと言える今の身長くらいになったのは、

バスケットをやめて、その後1年間だけやったテニスすらやめた高校2年以降のことだった・・・





試合にも出れないのにあれだけ走って結局・・・♪


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