ビートルズとアナログ盤 〜その3 [Beatles For Sale]

「With The Beatles」に続いてゲットしたビートルズのUKオリジナル盤は「Beatles For Sale」。


「With〜」の次だから「A Hard Days Night」もしくはその前の「Please Please Me」といきたかったけれど、やっぱりそうはうまくいかず・・・しかし、今回のゲットしたこのブツはかなり良いコンンディションでラッキー!
前回同様ネットオークションでしたが、今回の開始金額は5千円と予算限度額まであとわずか。おまけに説明によるとジャケットに1か所難あり(説明写真付き)で、盤面は若干のスレあり・・・若干のスレ?う〜ん抽象的すぎる・・・でも、まぁいいかと、5千円キッカリで入札したら、そのまま終了。
そして、到着後ドキドキしながら開封したら、若干のスレ?なんてどこ吹く風?っていうくらいの盤質ナイスコンディション。ジャケの難もそれほど気にならない状態で大満足でした。

この「BEATLES FOR SALE」はビートルズ初の見開きジャケットで、愛しの旗帯盤のジャケとは違い、レコードを内側より出し入れする素敵な(少し面倒な)タイプ。コーティングされペラっとした薄く繊細なジャケットは雰囲気ばっちりなもの。(旗帯盤の頑丈で扱いやすいジャケも魅力ですが)盤はマトリクスの末尾がA面が-3でB面が-4、ファーストプレスは両面-3のもよう。重量は旗帯盤の約110gより重く約145g。おまけにwithの時にはついていなかったオリジナル?らしいインナーがついていました。

 


あと、with同様ジャケットの写真はくらべるまでもなく旗帯盤の完敗です。(比較写真右側が旗帯盤ジャケ)

肝心のモノラルサウンドはなかなかの迫力、しかしステレオとのミックス違いについては、ビックリするほど目立つ箇所はありませんでした。(ミックス違いマニアは別?)
評価人気ともに若干低めな感のあるこのアルバム、改めてじっくりと聞き直すと、やはりFab4、クリスマスシーズンに間に合わせるべく作ったとはいえ素晴らしいアルバム。カバー曲やジョージのギターによりアメリカ的なサウンドの雰囲気が醸し出されているし、素晴らしいオリジナル曲とお得意のカバー曲、特にA面は最高。個人的にもうちょっとっていう感のあるB面は「Honey Don't」をBBCみたくジョンが歌い、また同セッションでやった「Leave My Kitten Alone」を収録していたらどうだったんだろうなんて思ったりするけれど。
私が一番最後に聞いたビートルレコード、やはり映画の主題歌収録盤が前後にあるためか?今ひとつ地味な感は免れないけどね。

つづく

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