街の風景 〜真っ白な灰に・・・
まず右の写真を御覧頂きたい。（クリックで拡大）
どこの田舎にもあるような消防団の看板なのだが、よ〜く見ると消防士に扮するのが「あしたのジョー」の矢吹丈（以下：ジョー）と力石徹（以下：力石）だったりするちょっと面白い看板。
それは見かける度に微笑ましい気分になるものだけど、その反面なんか違和感もあったりする看板で、なんなんだろう？と思い「あしたのジョー」を再度読み返してみてその違和感の理由がわかった。
人気漫画故に知っている人も多いと思うが、めちゃくちゃ簡単に言うと、不良でどうしようもない若者のジョーが力石、ボクシングと出会い、二人はそのボクシングというものに対し完全燃焼すべく取り組み、結果力石はジョーとの対戦のあと「終わった、何もかも」といい、亡くなってしまうし、ジョーといえば素敵な二人のヒロインにボクシングを辞めるようにいわれても「まだ、真っ白になっていなんだ、燃えかすなんか残りゃしない、真っ白な灰に」「リングには世界最強の男が俺を待っている」といい対戦後、真っ白になってしまうというような話・・・そう、二人とも燃えかすなんか残りはしない『真っ白い灰』になるべく『完全燃焼』してしまうという話・・・それが燃焼を防ぐ、消防団って！うまくないんじゃない？
確かに人気漫画であり人気キャラクターでもあるし私も大好きなものだし、そこまで深く（意地悪く？）考えないで単純にジョーと力石！いいね！みたいに作成したのだろうし・・・まぁ、別にそれほど不満も当然ありませんが、ちょっと気になったもので。笑（ネタになると思って）
あっ、こういうのはどうでしょう？ボクシングをやめさせようとしているヒロイン二人を火消しにして、完全燃焼、真っ白な灰になるべく燃えあがっているジョーと力石に水をかけ消防を開始している絵は・・・ややこしいか、やっぱ。失礼
もどる
