記憶の記録・・・
以前もどこかで書いたように、記憶というのはきっと、だんだん薄らいでいくのだろう。
だから、些細なことでも、忘れないように、思い出したり、書き出したり、語り合ったりしたほうがいいんじゃないか?
なんて思った。
そんな風に思った自分が今、20年以上前のことを思い出している。
その記憶の断片をここに記しておこう。
齢18の自分は、これまた以前記したように、相模原市にいた。
その住んでいた木造アパートの部屋を出て、共同玄関から飛び出す。
路地まで数メートルあった。
その細い路地に出て左に曲がり10メートルほど歩くと、ちょっと広めの道に出る。
右手側角にある商店ではちょっとした食べ物をよく購入した。
今もあるのかどうか・・・
その広めの道を左に曲がり、3〜40メートル歩く。左側には住宅群、中には大家の家も。
右側は確か木々が茂った公園みたいなスペースがあり、その奥にはズラッと並ぶ、古い木造の市営住宅みたいなものがあった。
3〜40メートル進むと右手に商店街があるので、その角を曲がる。
それからは駅まで商店街が続く。
最初の方は所謂商店街の外れだから、アパートや住宅があるが、徐々に商店が増えてくる。
左側に総菜も扱う豆腐屋さんらしき店があり、そこからさらに進むとその通りで一番大きいスーパーがあり、
そこでは商品券に関してちょっと悲しい出来事があったけど、ここでは割愛。
そこからしばらくは右手側の商店に関しての記憶はない。
そのうちに左側にアイスクリーム・ショップがあって、友人Mと一緒にアイスを食べたことがあった。
そこでMと同じチョコミントというものを初めて食べた・・・好みじゃなく残念。
さらに左側に古本屋さんがあって、そこで「カムイ伝」の古本が1巻から3巻までセットで売っていたので購入。
結局、15巻までそろえるはめになる。
その向かいに今は地元にもあるけど当時はなかったコンビニ「サークルK」があった。
バイト募集の張り紙があったので、訪ねたら「アパートの一人暮しの学生はダメ」と言われたけど、
ホントなのだろうか?それってどうしてなんだろうか?
ひょっとしてそれ以外の理由があったりして・・・
そのコンビニの隣に、バイトしていた居酒屋チェーン店があった。
そこでは様々な人と出会い様々な出来事があったけど、その辺はそのうちにでも・・・
その居酒屋のすぐ脇に、友人が住んでいたマンションがあった。
卒業後もそこに住み続けたっていう話を聞いたけど、さすがに今はいないだろう。
さらに進むと左側にその地で初めて行った美容院があり、その向かいによくカセットテープ(3本組の安いもの)を買った電気店があった。
その先には確か両サイドに銀行があって、そこで商店街が終わる。
そして、1階部分がスーパーになった駅に到着する。
これが記憶の中の、当時住んでいたアパートから最寄り駅までの道のりである。
え?つまんないだって?
そりゃそうだろう、自分も思い出しながら、今たいして面白くないこと書いているな、って思うんだから・・・
なんで書いたかはこの文章の冒頭にあるので、そこのところよろしゅうなのです、うふ♪
次はいつの、どこの記憶になるか・・・♪
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