困った好き嫌い

好き嫌いが多くて、それは以前述べたネギ以外にもいろいろとある。
今回ここで宣うのは、そのネギ以上に嫌いな我が敵である。笑

まずはネギの一種であるが、タマネギ、それも生の何もしていない奴である。
以前こういうことがあった。
ある日のこと、牛乳を飲もうと冷蔵庫より牛乳のパックを取り出し、カップに注いだ。
そして、それを飲んだ時、もの凄い嫌悪感と吐き気が僕を襲った。
「なんだ?この牛乳!腐ってる?!」
と大騒ぎするも束の間、原因はすぐに判明した。
その牛乳の入っていたカップの取っ手の下部分に、母が調理時に飛ばし付けた生タマネギの破片がついていて、その破片から発せられる生タマネギ臭?成分?によりそのような困った状態に陥ったのだった。
なんとも情けない事件ではあったが、それくらい僕にとっては強烈な個性、いや臭みを放つ敵なのだ。

そして吐き気が襲うといえば、生タマネギ同様に、いやそれ以上に僕に吐き気をもたらす強敵がいる。
それは干しぶどうである。
これはある意味生タマネギよりたちが悪い。
生タマネギみたいに強烈な臭みを放っているならば、この迷探偵でも発見しやすい?のだが、干しぶどうは見た目のみで判断するしか無い。
万一見逃したりしたら大変。
これはもうパブロフの犬ではないが、口に入れるとほとんど条件反射的に吐き気をおよぼしてしまうのだ。

なんでって?

理由はだいたいわかっている。
記憶の一番奥深いところ、保育園の頃だが、おやつに出た干しぶどうを無理矢理食べさせられ吐いてしまい、それ以来干しぶどうは口に入れるだけ(もっと正確に言えば口に入れる想像をするだけで気分が悪くなる)で嘔吐いてしまうのだ。
無理矢理食べさせなければ、なんて思ったりもするが、やはり子供に対して完全な放任主義はどうかと思うので、そのことについてどうこう言う気は無い。
ただ、今この歳になって思うのは、それら強力な好き嫌いの我が敵達と友好になれる方法(催眠術とか?)があればなぁ・・・なんて思うがどうだろう?




なんとも手強い・・・

もどる

inserted by FC2 system