地元ラーメン屋の衝撃!

ネギ嫌いのくせにラーメンが好きで、県内の有名店などを中心にいろいろと食べていたけれども、やはりまずは地元だろ!と市内のラーメン屋を食べまくろうと思った数年前、
友人より頂いた、市内のラーメン屋マップなるものに載っているお店を完全制覇!すべく週に1、2店舗づつ食べ歩き始めた。

それら地元店は昔からあって、ラーメン屋というより街の食堂、出前も当然して、古く寂れたような、そんな愛すべきお店達で、
今日日のラーメン専門店のようにきれいでお洒落ではなく、厳選されこだわりまくった何々系の出汁がどうのでもなく、ダブルスープうんぬんとかでもなくて、
メニューにはラーメンとチャーシューメンくらいで下手すりゃ餃子すらない!なんてことも当然なくて、もちろん行列なんて無い、そんなお店達だった。笑
そんなお店達だから?いろいろと他では得られないインパクトを随分と味あわせてもらった。

まずその1、吸い込まれそうな汲み取り便所。まぁ、これはその地域の下水道の状況にもよるし、致し方ないものか?
その2、店舗用のトイレが、店舗と併設された住居のトイレと兼用になっているお店。
これも別にいいんだけど、板張りの廊下を通って仏間の隣にあるトイレまでいかなきゃいけないところがあって、なんかへんな(恐い?)感じがしたお店があった。
その3、確実にお店とは関係ないものが隅に置かれているお店。例えばスキー板とか子供用の長靴とか。家に置き場がなくなったのだろうか?
その4、入り口の暖簾が手作りなお店。手作りはいいんだけど、白い布切れにマジックで、しかももっとしっかりと書けばいいのにかすれた薄〜い店名になっていて・・・
その5、食べ始めて気付いたけど、レンゲの持ち手部のくぼみがよごれているお店。これはやっぱりなんか嫌だったね。でも味は良かったんだよなぁ〜。
その6、メニューに7種類くらい初めて見る内容不明な品名のあったお店。これはそれを頼まなきゃ問題ないけど、頼まなきゃわからない、という困ったお店。

などと、いろいろあったけど、一番大きかったインパクトは、あるお店で頼んだ、餃子が出て来た時だった。
『餃子お待たせしましたぁ』と餃子が置かれ、「ん?タレは自分で調合かな?」ときょろきょろしてたら、『あっ、タレ今もってきますねぇ〜』と言われ、暫し待っていたら、下記のようなタレとハサミが出てきて・・・非常にビックリして徐々に笑いが込み上げてきた次第でありました。(ちなみに下画像は当方が調達した再現サンプルです)。


さぁ、このインパクトを超えるお店はあるのだろうか?そしてその出会いはいつになるのだろうか?心臓を鍛えておきたい次第であります。

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