訴えてやる!?

もう10数年以上も前になるけど、ちょうどこんな季節の頃の話。

あの日も雪が降り積もって、かなりの積雪になっていた。

そんな日の夕方、父が玄関前の雪かきに出ていった。

多分にイライラしながら出ていった父につき合うように、母もスコップ片手に出ていった。

それからしばらく経って、二人は戻って来た。

予想より早い戻りだったので、どうかしたのかな?

と思ったら、母が側溝にはめ込んであるブロックの隙間に足を挟んで負傷してしまったのだ。

翌日、近所の医者で診察、結果捻挫とのことだった。

それでも、しばらく痛みが続いて、その内に、その足をかばったせいで?逆の足の方まで痛くなる始末。

結局、その逆の足が痛いまま、つい最近まで、その足に痛みを持ったまま暮らしていた母の足にまた異変が発生。

それは、最初に負傷した足がまた、それこそ10数年経て痛みが再発。

そうなると逆の足プラス、最初の足だから、両足が痛いってことになるから、たまったもんじゃない。

すかさず新たな医者に診てもらったところ、驚愕の事実が判明した。

それは、その医者が言うには10数年前の患部は、骨折していたというのだ!

要するに、骨折していたところを捻挫と診断され、そのまま捻挫の処置だけににしていたため、

逆の足に負担がかかり、足に痛みを持ったままで暮らすはめになったという・・・

そこに元の骨折を経た足にも痛みが再発、まぁ幸いにもその痛みは徐々に引いて、

現在は逆の足の痛みだけになったようだけど・・・

今思うと、あの時、雪かきに行かなければ、隙間に足を挟まなければ、

いや、なによりも、その最初に行った某医者に行かなければ、ひょっとしたら今頃、

その辺を元気に闊歩している御婦人よろしく、元気に街をすたすたと歩いていたかもしれないのに・・・

まぁ、10数年前のことだから、今さらどうにもならないだろう。

でもこれが、これを御覧の皆さんやその身内に起こったことだったとしたらどうです?

私の空っぽの頭にはそんな時こんな言葉が浮かぶんです。

医療ミス?・・・って。





訴えてやる!・・・ホントそんな気分です・・・


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