鳥のしわざ!?

春頃のある日のこと。

部屋で音楽を聴いていた。

曲が終わり、次の曲に差し掛かるまでの数秒間、外から鳥の鳴声が聞こえた。

ああ、なんだか素敵じゃないか。

と、聴いていた音楽とあっていたのかそんな風に感じた。

少なくともその時は・・・

次の日の朝、僕は鳥の鳴声で目覚めた。

って言ってもそんなに爽やかなものではなく、はっきり言ってとてもうるさい鳴声だった。

まぁ鳥のことだししかたないだろう。

その時はまだそんな風に思っていた。

しかし、次の日も次の日もそんな鳥の鳴声で起され続けるとどうにも我慢できなくなってきた。

そこで、いったいどうなってるんだろう?と思い。

家の廻りを見ると、どうやら我があばら屋の廻りに鳥がいるのではなく、我が家自体に鳥が居着いているようなのだ。

しかもその場所は、僕のいる2階のすぐ上、屋根裏部分のよう。

なんでそんなとこに?っていうと屋根の脇?下?のほうにある小さい窓?みたいな部分が壊れていて、その隙間から鳥が入り込み、しかも悪いことにひな鳥を生んでいるようなのだ。

鳥を追い払おうかとも思ったけど、親鳥がいなくなって、ひな鳥が死んでしまってもうまくないだろう。

仕方なくしばらく我慢していたけど、それこそ連日朝方3〜4時頃に起こされるんだからたまらない。

そこで、苦渋の決断で一階の別の部屋で寝ることにした。

これでぐっすり眠れる…と思ったその日から僕のからだに異変が起き始めた。

それはからだ中に湿疹ができ、猛烈なかゆみに襲われたのだ。

翌日、皮膚科に行くとどうやらダニによるものらしいとのこと。

いったいいきなりどうして?

と思った次の瞬間気が付いた!

鳥のしわざだ…

ちくしょう!こりゃあもうひな鳥云々なんて言ってられない!

駆除してやる!そして安眠を取り戻すんだ!

そんな僕の怒りに気付いたのか?それともたまたまだったのかわからないけど、長らく悩ましてくれた鳥は、ひな鳥が巣立ったのか家の屋根から姿を消していて鳴き声も聞こえなくなってました。

よかった、と思いながら部屋と屋根裏にダニアース焚いたのでした。

こんなことが春にありました。やれやれ





犯人を激写!

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