よっちゃんイカ大論争！
よっちゃんイカである（正確にはカットよっちゃん）。
皆さんご存じだろうか？
昔は近所の駄菓子屋、今はコンビニやスーパーなどにも売られている所謂駄菓子である。
先日これについてちょっとした論争が？巻き起こった。
その日、友人がこれを食べていたので、私も「少し頂戴」と分けてもらおうとして手を差し出した時のこと。
その友人が手にしていたよっちゃんイカは以下のように袋の向って左側を縦に切り取り開封（以下：縦切り開封）されていたのだ。
おいおい！なんでそんな開け方をするんだ？と言った私は、記憶違いでは無ければよっちゃんイカ登場時より以下のように普通のスナック袋菓子を開封するが如く、上部を開封（以下：横開き開封）していたのだから。
そして、論争が始まる・・・私曰く、昔からこうやっていた、普通袋状の菓子類は上部をスナック菓子類の如く開封するだろう、先日弟も同様にして開封していた、などなど・・・友人曰く、こっちも昔からこうだった、これだと自転車に乗りながら片手で口に持っていけた、まわりの友人もそうだった、なによりもこの左上部に切り口があるではないか！などなど・・・実際、最後の意見はなかなか説得力があるもので若干不安になったが、それはスナック菓子類にあるような「上部が開きにくい場合にお切りください」的な切り口であって、あくまで控え選手的な箇所だと思うことにした。実際なんの表記もないし。
しかし、これでは実際埒があかない。いくらまわりに聞いたところで、皆幼少のころより付き合いがあるこの問題児？自分が長い年月やってきた開け方が正しいと思っているものだろう・・・私達の如く。
そこで大本に聞いた方が早いな！と思い、早速ネット検索！あっさり、「よっちゃん食品工業株式会社」（以下：よっちゃん食品）がヒット！そしてお問い合わせのメール送信箇所を発見したので、問い合わせてみた。
そして、翌日回答のメールがきた！そこにはこう記されていた・・・開封方法は左上部の切り口より、縦に開封して頂くとすぐに「くじ」が確認できますし、中身が飛び散ることなく、開封しやすいかと思います・・・なんということだ！私が約30年近くにわたって開け続けた方法は間違いだったというのか！確かに中身の飛び散りにくさは縦切り開封に軍配があがると思うが・・・この回答を聞いた友人はいうまでもなく得意満面。私にはなんとも残念な結果だった。
しかし、まてよ？このなんとも頼りなく、切り口のきの字の表記もない切り口、私が食べ始めた発売当初からあったのだろうか？
当初から無ければ、私が縦切り開封をせず、横開き開封のまま、ここまできたのもうなづけるところではないか？
そこで、再度メールし、回答を得た！そこにはこうあった・・・生産当初から「切り口」はあったようですが、サイドが真っ直ぐではなくギザギザで（機械の関係上）分かりにくかったのではないかと思われます・・・「！」やっぱり！私が出逢った発売当初は切り口がギザギザに紛れてわかりにくかった故に気付かず、私とその周辺の者達は横開き開封のまま育ち、私より8歳年下の友人は食べ始め当初から切り口に気付き縦切り開封のまま育って来たのではないか？
もちろんメーカーの見解が横開き開封でなかったのは私にとって残念な結果だったが、発売当初（なんと約27年前！とのこと）は今よりわかりにくかった切り口、致し方ない結果とはいえないだろうか？もちろん切り口の表記などがあってもっとわかりやすければこんな食い違いは起きなかったことと思われる。
今回の（くだらない？）件について素晴らしく丁寧な回答をくださったよっちゃん食品に感謝の念を抱きながら、これからも指に酢をつけながら、よっちゃんイカを食べ続ける私がいることだろう・・・いい年してだって？いやいや、これ（ら）を食べなくなった時の私、それはある種の私の終わりを意味することだと思うから・・・これからも食べ続けたいものです。大げさかな？
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