雪国の辛い頃

よくこんなことを言われる方がいると思う。

例えば好きな季節を聞かれたら、

「いやぁ、どの季節もいろんな表情があっていいよね♪」だとか、

冬と夏どっちが好き?と聞かれたら、

「いやぁ、冬だよ♪だって夏は裸になっても暑いけど、冬は着込めばいいからね♪」なんて・・・

まぁ、そういう思いは人それぞれ、だけどここ雪国では、また雪国の人の前ではそんなことは極力言わない方がいいと思うけど・・・どうかな?

そんな今も昔もクソ寒い場所で暮らしてる俺だけど、

結局今思うと、一番辛かったのって、やっぱ学生時代の冬の通学だったんじゃないかな?

例えば自分の場合、小学生時代は、家から学校まで当時の自分の徒歩で約40分の道のり・・・

もちろん雨も雪も嵐の日も・・・半分以上が田んぼの真ん中を抜けて行くからそれらが直撃してもう・・・

中学時代はちょっと楽になって、その小学校との中間地点くらいの場所に中学があったから、徒歩で約20分くらい。

それでも特に秋から冬にかけては悪天候の確立が夥しく高いこの地だから、楽だったなんて思わなかったね。

さらに高校時代はここでも記したけど、電車を乗り継いで、最寄り駅から上り道を徒歩で約40分・・・これはきつかったね。

なんたって冬は雪道の上りを約40分・・・雪があればその分しんどいし、消雪パイプで雪がなきゃないで、その水の被害を受けて・・・友人達と一緒だったからまだ良かったけど…

中には駅からバスに乗っていく者もいたけど、やっぱ高校生の経済状況じゃ、なかなかね・・・

そして、その通学にかかる時間が長いのは大学時代になっても続き、

大学1、2年の神奈川のキャンパスまでこれまた駅から、高校時代より急な上り道を約40分という道のり・・・ふぅ

しかし、これは全然たいしたことなかったんだよね。

だって、雪国じゃないから、雪どころか雨だってここ新潟と比べると、確実に少ないと感じるくらいの天候なんだから。

だから、全然へっちゃらな約40分の上り道だったね♪

それでもまわりはバスを使っていたけどね・・・

ちなみに、すべてにおいて自転車通学、原付きなど含め禁止だったっていう…まぁ、どっちにしても冬は無理だよね・・・

まぁ、今も寒いさむいサムイと宣っているけど、結局今は車を使うから、

やっぱこの雪国で一番しんどい思いをしているのはこんな感じの学生じゃないかな?なんて思うんだよね・・・

え、今は親に送り迎えしてもらってるって?

まぁでもそれも全員じゃないと思うし、今も辛い冬の道のりを歩く学生がきっと・・・





頑張れ雪国の学生達よ!なんて・・・♪


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